アイロンで貼る襖紙Iron type
紙のウラ面に熱接着性のノリが付いています。高温のアイロンで表側からゆっくり、しっかりと圧着し貼りつけます。
熱に弱い「発泡スチロールふすま」には貼ることができません。
柄一覧
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市松(AT-521)
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麻柄ピンク(AT-522)
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麻柄グレー(AT-523)
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さざ波(AT-524)
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ふんわり花(AT-525)
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紬(AT-526)
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しじら織(AT-527)
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生成り(AT-528)
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無地(AT-529)
襖の種類 | 襖との相性 | 詳細 |
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本ふすま | △ | 組子(内枠)以外の部分で、接着不良による浮きが発生する可能性があります。ビニル壁紙などの下地は、あらかじめ剥がしてください。 |
板ふすま(戸襖) | ○ | ビニル壁紙などの下地は、あらかじめ剥がしてください。 |
ダンボールふすま | ○ | ※注意 ビニル壁紙や、表面に撥水・樹脂加工等の特殊素材が貼ってある場合は、貼ることができません。 |
発泡スチロールふすま | × | 発泡スチロールふすまは、アイロンの熱で溶けてしまうため、貼ることができません。 |
ご確認ください
- 糸入りふすま紙、ビニル壁紙、汚れ防止や撥水・樹脂加工等の特殊処理をされた素材、凹凸がある面には貼れません。
- 貼る面の下地がふすま本体と貼り付いていることを確認して下さい。はがれていたら糊などで補修して下さい。貼る面に破れて大きな穴がある場合は、予め大穴補修紙で補修して貼って下さい。
- 貼る面のホコリや汚れは良く拭き取って下さい。
- ホコリの付着や貼り直し等により接着力が落ちた場合や端部分でのはがれが発生した場合は木工ボンドで補強して下さい。
- アイロンの温度設定は「高温or高温スチーム(180~190℃)」に設定し、あまり強く抑えず、ゆっくりと掛けて下さい。
- アイロン底部の樹脂コートがはがれているものや、樹脂コートされていないものを使用する場合は当て布をして下さい。
品質表示
- 品名:アイロンふすま紙
- 材質:高機能混紗和紙
- 裏面の糊:熱接着性樹脂
- 原紙素材:新鳥の子
- 寸法:紙幅95cm×紙長203cm
- 枚数:2枚入
使用方法(貼り方)
用意するもの
アイロン
延長コード
カッター
カッティング
メジャー
マスキング
テープ
必要に応じて
貼り方の手順
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- 3アイロンを準備する
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使用するアイロンは、ドライ又はスチームタイプのどちらでも可能です。
アイロンの温度設定を高温(スチームの場合は高温スチーム)にセットします。
アイロンの底部の汚れは、きれいにふき取っておいて下さい。
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- 4マスキングテープを貼る
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糊が枠に付かないようにするため、枠の内側に沿ってマスキングテープを貼って下さい。(枠にふすま紙が接着しても、マスキングテープと共にはがせます。)
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- 5裁断と柄あわせ
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柄の天地と位置に注意しながら、枠を付けたままのふすま本体の上にふすま紙をのせ、本体と同じ大きさに裁断します。
※柄の位置や高さが同じになるよう注意。
※本体にそって、余分な紙を切り落とします(ふすまにピッタリのサイズが目安)。
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- 6圧着する
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まず、ふすま紙の位置がずれない様に注意しながら、矢印の方向に1~3の順に圧着します。
2・3は1の中心から始めます。アイロンの重みだけでゆっくりと滑る様に動かして下さい。目安は1の長さを約10秒。
スチームの場合はスチームの出る先端が前に進むように動かし、逆方向や横向きに使用しないで下さい。
終わったら、コードレスの場合は、充電して下さい。次に、Aの部分を中央部から矢印の方向に枠の手前まで、当て残しのないようムラなく圧着して下さい。
Aと同様に中央部からB~Dの順に圧着していきます。
方向をかえる場合は必ず一度アイロンを持ち上げて下さい。※コードレスの場合はA部分が終わったら充電してからB部分へ。
以下C~Dも同様に充電しながら圧着します。
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- 7余分な紙をカットする
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スミ(角)をアイロンのふちできめ込みます。
さらに竹べらなどできっちりときめ込んだ後、定規(カッティングメジャー)を当てて余分なふすま紙を切り取ります。
最後にマスキングテープをはがします。
※カットするときは、下の紙を切らないよう、刃を枠のほうに向けて切って下さい。
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- 8仕上げ圧着
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四辺や四隅をアイロンの角できめ込みながらしっかりと圧着します。
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- 12引手の取り付け
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最後に引手を取り付けます。
図のように引手穴にカッターで八方に切り込みを入れ、引手をはめ込み、上下をくぎで止めます。
※引手のクギの打ちつけに便利な「柄付き引手釘打ち」を使うと作業がしやすいです。
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- 10アイロンふすまのはがし方
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アイロンで熱を加えながらゆっくりとふすま紙を持ち上げながらはがしていきます。