私たちについてHistory
- 大正13年
 (1924)
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始まりは、大正13年。
 襖紙の手捺染加工から。関東大震災の復興期、建築資材を含めた日用雑貨が多く求められるようになり、「襖紙」もそのひとつでした。 
 そんな中、東京都墨田区で、数人の職人を集めて始まった、襖紙に「模様」をつける手捺染加工。それが弊社の前身です。それ以来ずっと、私たちは、日本の伝統文化として古くから生活の中で親しまれてきた、襖紙の製造(デザインから印刷まで)を業としてきました。   創始者 菊池喜代蔵 
- 昭和23年
 (1948)
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戦後復興と会社設立戦後、庶民の生活は一からの出発となり、私たちの工場も再建に取り組みました。 
 戦後復興と家族住宅の建築で、襖紙加工の需要が拡大する中、昭和23年に「株式会社菊池襖紙工場」が設立されました。  終戦後、再建された工場 
- 昭和30年
 (1955)
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機械化と大量生産へ需要の増加への対応、近代化をはかるため、襖紙生産の機械化を試みます。 
 昭和30年、襖紙印刷用の輪転機を独自に開発し導入。生産数が飛躍的にあがり、弊社は、大衆向け襖紙メーカーの牽引役として、スピード、技術、品質ともに信頼をいただくようになりました。  輪転印刷機で最初に作った見本帳 
- 昭和39年
 (1964)
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工場の移転と、新しい機械の導入工場拡大のため、現在の所在地である埼玉県草加市に移転。 
 移転より数年間にわたり、次々と新しい機械を導入し、注文の増加にも順調に対応できるようになりました。
 また、ベテラン揃いの機械従事者による仕事は好評で、そのクオリティにも注目が集まりました。  工場移転に伴う機械の移動作業 
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シェアNO.1へ時代と暮らしのニーズに対応しながら、機械を導入、また社員の技術を磨き、現在では、各種大型印刷機16台をはじめ、エンボスやカットマシンなど独自の機械と、培った技術・信頼により、襖紙の分野でのシェアNO.1として、業界を牽引しづつけております。   襖紙製造の様子 
- 平成20年
 (2008)
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私たちの印刷・加工技術を一般のご家庭へ日本の暮らしや、消費行動が変化していく中、「お客様の生の声をもっと聞きたい」「より多くのご家庭に私たちの技術を届けたい」 その思いから、一般家庭向けのDIY用製品の開発が始まり、取り扱い製品の種類も、壁紙、粘着シートやガラス用フィルムなど、壁のインテリア全般へと拡大していきました。 現在は各地のホームセンターやインターネット販売などを通して、私たちの製品を、直接皆様のご家庭にお届けできるようになっております。   一般家庭用襖紙の製品一例 
- 平成27年
 (2015)
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受け継ぐ、日本の伝統技術と繊細な表現力一方、日本古来の伝統的な襖紙の装飾技法を、受け継ぎ伝えていくため、伝統工芸の専門チームを設立。 
 匠がおりなす芸術的な作品を、一品一品真心こめて制作し、ご提供しています。  金箔や銀箔などを使った砂子細工 
皆様のくつろぎの空間に、さりげなく馴染んで彩りを添える日本のインテリアを。
人々のライフスタイルが変わるとともに、住まいのあり方も大きく変化しております。
私たちは、企画製造から販売まで一環して行う印刷工場として、日本の住空間に寄り添う、丁寧なモノ創りを行っております。
プロの職人の方はもちろん、初めてのDIYまで、幅広いニーズに答えられるよう、私たちならではのご提案に挑戦して参ります。
 

