のりで貼るふすま紙(鳥の子風)Simple type
のりが付いていないシンプルなふすま紙です。でんぷんのりを刷毛で塗って貼ります。低コストで、柄のバリエーションが最も多いシリーズです。枠が外せる本ふすまにご利用下さい。
柄の印刷の後、揉み紙風のエンボスで、風合いを出しています。
柄一覧
品質表示
- 品名:のりで貼るふすま紙
- 品質:古紙表裏二層漉き
- 原紙素材:鳥の子和紙
- 寸法:紙幅95cm×紙長191cm
- 枚数:2枚入
のりで貼る糸入りふすま紙(織物風)Simple type
のりが付いていないシンプルなふすま紙です。でんぷんのりを刷毛で塗って貼ります。低コストで、柄のバリエーションが最も多いシリーズです。枠が外せる本ふすまにご利用下さい。
織物風の糸入りで、和の風合いと高級感を演出します。
柄一覧
品質表示
- 品名:のりで貼る麻糸風ふすま紙
- 品質:古紙表裏二層漉き
- 原紙素材:新紗織物
- 寸法:紙幅95cm×紙長203cm
- 枚数:2枚入
襖の種類 | 襖との相性 | 詳細 |
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本ふすま | ○ | 糸入り(織物)のふすま紙や、ビニル壁紙が貼ってある場合は、糊が接着しにくいため、あらかじめ剥がしてください。 枠を外さずに貼る場合は、枠の内側5cm程度に強めの糊を塗って、補強することをお勧めします。 |
板ふすま(戸襖) | △ | 糸入り(織物)のふすま紙や、ビニル壁紙が貼ってある場合は、糊が接着しにくいため、あらかじめ剥がしてください。 枠の内側5cm程度に強めの糊を塗って、補強することをお勧めします。 |
ダンボールふすま | × | 水への耐性の観点から、ダンボールふすまには貼ることができません。 |
発泡スチロールふすま | × | 発泡スチロールふすまには貼ることができません。 |
ご確認ください
- ダンボールふすま・発泡スチロールふすま(スタイロふすま)への使用はお避け下さい。
- 枠を外す際、枠を傷つけたり、釘でケガをしない様にご注意下さい。
- 紙を切る時にカッターや、はさみ等でケガをしない様にご注意下さい。
- ふすまの片面だけに貼りますと、ふすま本体に「ゆがみ」が生じる場合がありますので両面に貼ることをお勧めします。
- 貼る時に水や糊を使いますので、防水及び汚れ防止の為、床にシートを敷いて作業して下さい。
- スポンジ、タオル、刷毛、洗面器等に洗剤等の付着していない物をご使用下さい。シミの原因になり、ふすま紙として美しさを損なう場合があります。
- ひと通り空気を押し出した後で出来た、たるみ(大きな波状のシワ)は乾燥と共にきれいになりますので、表面を強くこすらないようにして自然に乾燥するのを待って下さい。
- 骨が見える位まで破れた大きな穴は、大穴補修紙を穴の大きさより2~3cm大きめに切り、裏面に水で薄めた糊を全面に付け、破れた穴をふさいで下さい。
使用方法(貼り方)
用意するもの
のりぼん
or洗面器
スポンジ
木づち
バール
(カジヤ)
カッター
カッティング
メジャー
重し
タオル
ハサミ
なでバケ
必要に応じて
貼り方の手順
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- 1左右の枠をはずす
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※上下左右の枠に目印(番号など)を付け、外した箇所が分からなくならないようご注意ください。
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左右の枠にクギの頭が見えない場合
図のように当て木をし、上部より下部にたたいてはずして下さい。 -
左右の枠にクギの頭が見える場合
図のように左右の枠から、枠はずしなどでこじ開けてはずしてください。
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- 2上下の枠をはずす
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上下の枠はクギで打ってありますので、枠はずしでこじ開けてはずしてください。
サビたり、曲がったクギは交換してください。
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- 3引手をはずす
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引手の上下の釘を鋲抜きで抜いてください。
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- 4破れた箇所を補修
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下地となるふすまが破れている場合は、
大穴補修紙で、表面が平らになるように補修して下さい。
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- 5裁断と柄あわせ
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ふすま紙を広げて、その上にふすま本体を置き、
鉛筆で印を付け、四辺を1cm位大きめ(まげしろを取る)に切ります。
※柄の位置や高さが同じになるように注意
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- 6茶チリ(ふすま下貼り紙)を貼る
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ふすま紙を貼る前に、茶チリ紙を貼ります。
>>茶チリ紙は別売です(茶チリ紙商品ページへ)
茶チリ紙は1枚のふすまに対し6枚使用します。
一枚ずつ、内側四辺に3~5mm程度薄いのりを付け、図の順番で重ね、袋貼りして下さい。
貼った後の茶チリは、のりが乾くまで十分乾かして下さい。
茶チリ紙を貼ると、しみやたるみが少なく、美しい仕上がりになります。また、次の貼り替えで古い襖紙をはがす場合に袋状に貼ってあるのではがしやすくなります。
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- 7のり付け
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薄い糊を全面に塗り、周囲に濃い糊を塗ります。
(※薄い糊=水「8」:でんぷん糊「2」/濃いのり=水「2」:でんぷん糊「8」)
薄い糊をふすま紙の裏面全体に塗り、2~3分置きます。次に周囲1cmの部分に補強の濃い糊を塗ります。
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- 8ふすま本体に貼る
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ふすまの天地を確認し、水を付けたふすま紙の上にふすま本体をのせます。
1cmの余白(のりしろ)が四方に出来るよう、真っ直ぐおろすように注意します。
まず下側(地)と左右ののりしろ1cmを確認し位置が決まったら上部(天)をそっとおろし、本体が紙の中央になる様に上から軽く押さえて貼ります。
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- 9ひっくり返して空気を出す
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ふすまをひっくり返し、なでバケか乾いたタオルで、中央から上下左右へ軽く伸ばしながら気泡を出すようになでて下さい。
シワができた場合は、一度シワの所まではがし、もう一度押さえます。
※空気を出した後にできた大きなシワやたるみは、乾燥と共に、ピンと張ります。
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- 10仕上げ・乾燥
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約1cmの余白を折り込み、なでバケでふすま本体の側面にしっかりと貼りつけて下さい。
次に、ふすま本体の厚みの3分の2位の所をカッターで切り落とします。角に余った紙も切り落として下さい。
引手の取り付け場所は、ふすま紙が乾く前に、引手の位置に印をつけて下さい。
この状態で1~2時間乾燥させます。
※乾燥させる際は、ふすま本体を垂直に立てかけて、陰干しして下さい。
ストーブの前や、直射日光にあて乾燥させると、ふすま本体が反る事があります。
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- 11枠の取り付け
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枠をはずした時に付けた目印(番号など)通りに、枠を取り付けます。まず、左右の枠から上下を確かめて、取り付けます。
左右の枠は、クギの穴をクギ位置に合わせて押さえ込み、下から上へたたいて取り付けます。
次に、上下の枠を左右を確かめて打ちつけて下さい。
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- 12引手の取り付け
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最後に引手を取り付けます。
図のように引手穴にカッターで八方に切り込みを入れ、引手をはめ込み、上下をくぎで止めます。
※引手のクギの打ちつけに便利な「柄付き引手釘打ち」を使うと作業がしやすいです。