菊池ふすま紙
 
◆ふすまの貼り方◆
両面テープで貼るタイプ
障子紙のきれいな貼り方
貼るときに必要な道具
 
◆貼れる面の適否◆
そのまま貼れる ▲注意が必要 ×貼れません
貼れない下地 和紙
糸が入っている
ふすま紙
ふすま紙をはがしてお貼り下さい。
表面にほこり、
汚れがある
ふすま紙
ほこり・汚れをふき取って お貼り下さい。
表面が樹脂加工
されたふすま紙
ふすま紙をはがしてお貼り下さい。
ビニールが
貼ってあるふすま
ビニールをはがしてお貼り 下さい。
 作業上のご注意
●糸及びビニールの貼ってあるふすま紙、また四辺がはがれたふすま紙は、はがしてから貼って下さい。
●表面のほこり、汚れは取り除いて下さい。
●両面テープは、必ず同封のものを使って下さい。これ以外の両面テープを使用すると、接着不足でふすま紙がはがれることがあります。
●四辺を強く圧着して下さい。弱いとはがれる原因になります。
●ベニヤ板の面は一層強めに圧着して下さい。
●霧吹きは約40〜50cmの間隔を置き、ふすま全体にまんべんなく吹きつけて下さい。(ふすま一枚につき40〜50ccが適量です)
●表面が波打つようになりますが、表面を拭いたり、こすらないで下さい。
※乾燥後、しわになっている所は、その箇所のみ再度霧吹きして下さい。
●必ずひかげ(室内等)で自然乾燥させて下さい。一時間ほどでピンと張ります。
●直射日光やストーブ、ドライヤー等、高温(30℃〜40℃以上)や短時間で乾燥させると、両面テープがはがれたり、ふすまの本体がゆがんだりすることがあります。
貼り方
@引手をはずす
引手をはずす
鋲抜きの柄先部分を引手とふすま紙の間に差し込みこじあげると、クギが起きあがります。鋲抜きを使ってクギを抜き、引手をはずして下さい。
A両面テープ(付属品)を貼る
両面テープ(付属品)を貼る
ふすま本体をねかせて、枠の内側に、ぴったりと沿って、図の番号順に貼って下さい。
その際、両面テープの貼りつけは20cmくらいを目安として小刻みにていねいに貼って下さい。
<注>両面テープを貼ったら、はく離紙をはがさずにテープの上をローラーで3〜4回、転がしながら四辺を圧着して下さい。

圧着が足らないとはがれの原因になります。
B柄あわせ
柄あわせ
両面テープのはく離紙をはがす前にふすま本体の上にふすま紙をのせ、柄が曲がっていないかを確認し、重し(本や雑誌等)をして下さい。
C貼り付け
貼り付け
一度に全ての両面テープのはく離紙をはがさずに、図の番号順に一辺ずつ、はく離紙をはがし、矢印の方向にまっすぐ、中央から外側に向かって、空気を抜くように、ていねいに貼って下さい。
D角出しと余分な紙をカット
角出しと余分な紙をカット
角から切り込みを入れ、竹ベラ等で枠の内側にそって押さえつけ、筋をつけてから、カッティングメジャー(定規等)をあてて、カッターで余分な紙を切り落とします。
<注>カットするときは、下の紙を切らない様、刃を枠の方に向けて切って下さい。
Eローラーで圧着する
ローラーで圧着する
貼り付けをして、カットしたら、もう一度、ローラーで同一箇所を3〜4回、転がしながら、四辺を強く圧着して下さい。
F霧吹き
霧吹き
四辺を強く圧着し、貼りあがったら襖をたてかけて、紙の表面より40〜50cm離して、全面に30〜40回、霧吹きをして下さい(40〜50cc)。
<注>ふすま紙が水を吸い、波打つように伸びますが、表面をこすらないようにして下さい。
G乾燥
乾燥
ふすまを垂直に立て、自然乾燥させて下さい。一時間ほどで紙が縮みピンと張ります。
<注>直射日光、ストーブの前など、30℃〜40℃以上のところで乾かすと、両面テープがはがれてきたり、ふすま本体にゆがみが生じる事があります。

<ポイント>
乾燥後、シワになっている箇所は、その箇所のみ再度霧吹きして下さい。
H引手の取り付け
引手の取り付け
図のように引手穴にカッターで八方に切り込みを入れ、引手をはめ込み、上下にクギで止めます。

※引手の打ちつけは「柄付き引手釘打ち」を使うと便利です。
 
■他のふすま紙の貼り方
・水で貼る再湿性タイプ・・・・こちら
・粘着シールで貼るタイプ・・・こちら
・両面テープで貼るタイプ・・・こちら
 
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