菊池ふすま紙
 
◆ ふすま紙 ◆
★鳥の子って何?
鳥の子は襖紙の代名詞です!
本来は雁皮紙(がんびし)のことをいい、その色合いが鶏卵の殻の淡黄色に似ているところから、鳥の子と呼ばれています。鳥の子には、本鳥の子、鳥の子、新鳥の子等の様々な種類があります。
本鳥の子は原料によって、特号紙(雁皮)・1号紙(雁皮+三椏)・2号紙(三椏)・3号紙(三椏+パルプ)・4号紙(マニラ麻+パルプ)があり、伝統的な手漉き和紙です。
◆鳥の子の原材料◆
雁皮(がんぴ)、三椏(みつまた)
マニラ麻、パルプ
本鳥の子が手漉きでつくられるのに比べ、鳥の子は機械を用いて漉きます。
原料は、本鳥の子と同様に、雁皮や三椏を使ったものから、パルフだけのものまであり、上質なものは手漉きの風合いをつくりだすため、非常にゆっくりした速度で漉いていきます。
貼っている年数が長くなると鳥の子の表面は、独特な風合いを保ち、新しいものより上品な風合いになります。
そのため繊維の縮みや紙の肌合いが、手漉きにちかいものができ、その均質さから用途によっては手漉きより、好まれることもあります。
<施工について>
上質な鳥の子ほど紙の性質は強く、下地骨・下貼りなどに充分な配慮が必要です。
 
 
 
 
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